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天天好時光

映画とドラマ

映画『パッチギ』を見た。舞台は、1968年の京都。日本人高校生と朝鮮学校に通う学生との、抗争と交流を描いたもの。当時、在日朝鮮人は、いわゆる部落に囲い込まれて、差別されていた。これは、いまの不当な誹謗中傷に受け継がれているので、現在の状況を考えるための、必要な知識だと思う。また、イムジン河という曲をめぐる悶着も、多少の潤色がほどこされているものの、うまくまとまっていて、当時の様子を再現することに成功していると思う。わけても印象的だったのが、最後の葬式の場面の、「生駒トンネル誰が掘ったのか分かっているのか」であった。

高倉健主演の『千里走単騎』を見た。これは、雲南省が舞台になっている。正直言って、あまり面白くなかった。感動もしなかった。親子関係を描いているが、何を主張したいのか、まったく伝わらなかったし、ぼくの想像力も乏しいものだから、映画を見ても、なにも思うことができなかった。

ドラマ『流星花園Ⅰ』。台湾では、2001年に放映されたというから、もうすでに5年も前のもの。上海に来る直前に、名古屋テレビ(メ~テレ)で深夜にやっていた。だいぶまえに漫画を読んだことがあるので、最初は、ハチャメチャな物語だろうと、バカにしていた。しかし、見てみると、物語はちゃんと整合性を保っていて、見るに堪えうるものであると思うようになった。主人公のつくしが、相手の司とトラブルを起こす原因が、すべて司の側にあるということを、司自身は、ほとんど自覚していないようである。

見たいのが、ほかにも目白押し。
by pangxie | 2006-08-15 00:31
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