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天天好時光

政通路

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復旦大学のそばには、「政」だの「国」だののつく道が多い。政通路、政民路、政立路、国定路、国権路、国立路など。

2005年8月26日、上海に来た日である。浦東の空港まで、先輩の教え子で、いまは会社社長のC君の部下に迎えに来てもらった。留学生宿舎に泊まれるかどうか分からなかったから、一応、政通路、国際文化交流学院の隣にある燕園賓館を予約しておいた。C君の部下たちは、このあたりは詳しくないようで、五角場を過ぎてからも、ずっと迷っていた。着いた頃には、外は真っ暗になってしまった。おなかがすいたので、近くで何か食べようと思い、松滬路のほうまで歩いていくと、麦当労があった。そのときは、マックなど食べるものか、と息巻いていたので、交差点を渡ったところにある、蘭州ラーメンを食べた。確か7元だった。上海は発展めざましく、五角場周辺も、壊したり建てたりしている。そのためか、この蘭州ラーメン店も、取り壊しとなってしまって、いまは、もうない。

先月の初めから、宿舎の工事が始まり、修士生の宿舎に強制的に移住させられることになった。どうしても耐えられないぼくは、同学のアパートを間借りした。アパートは、国際文化交流学院のすぐそばにあり、五角場へもすぐに行ける、とっても便利な立地である。ただし、漢語班の授業は、国際学院では、初級者しかやっておらず、中級、上級の授業は、正門近くの二教で行われる。それでも、住むには恰好の場所であった。五角場のバスは、浦東空港、上海駅、浦東地区、南京路、豫園方面と、だいたい網羅しており、ただ人民広場への直通がないだけである。人民広場に行くには、まず55路に乗って、海寧路で、123路に乗り換えなくてはならないが、どちらの路線も頻繁に出ているので、不便ではない。大きなスーパーにも、自転車で行ける距離だし、すぐ前に止まる送迎バスも走っている。

わずか1ヵ月であったが、中国人とおなじ小区に住んでみて、楽しかった。
by pangxie | 2006-08-15 11:40
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