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天天好時光

晦渋

木山先生の論文を読んだ。なんとなく読み出してしまい、最後まで読んでしまわねばと思って、読み終えた。論文は一気に読まないとダメだ、といわれたことがある。あと、必ず複写したものを、ペンを片手に読め、とも。それから、ぼくは、愚直に、このアドバイスにしたがっている。

この論文は、とても重要なもので、必ず目を通しておかなくてはならない、と言われているもの。修論を書いているときに、必要があって読んだことがあるけれども、今日読んで、また新たな感銘を受けた。

それにしても、難解な論文である。ページを行きつ戻りつして苦労して読んでも、果たして、ぼくの理解が正しいものかどうか、甚だ疑問である。竹村先生の「誤読を恐れるな」というお言葉を、これまた愚直に受け入れてしまっているものの、他人が、この論文に対して、どのような見解を持っているのか、気になるところである。

ある先生に曰く、「難しい論文を読んでると、自分がバカになったような気がする」。その通りだと思う。もっとも、ぼくの場合は、本当のバカなので、どうしようもない。今後も、スローリーディングかつ誤読、でゆくしかない。
by pangxie | 2006-10-14 20:23
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