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天天好時光

尊敬

今日は、ゼミ。今学期も、持ち回りの発表がある。担当者による30分間の発表の後、先生の講評に移る。先生は、論文の一字一句を見逃さぬように目を凝らして読むこと、引用があったらなぜここで引用が必要なのかを考えること、著者の強調したいのは何か、など、論文を読む上での注意点を教えてくださった。今日の課題論文についても、先生の指摘されるまで、見落としていた箇所があった。こういうところが案外重要であったりするので、注意をしなくてはいけない。反省した。これに関連して、日本の先生が大変に高い評価をしておられた、とある高名な研究者(中国人)の論文をこきおろしていた。人が変われば評価もまた変わる、このことを改めて思い知らされた。

それにしても、先生のように、細かく論文を読まれてしまうと、書き手は、論証はもとより、単語の使い方までに、神経をすり減らすことであろう。修論を書いているゼミ生が、授業の始まる前、草稿を仕上げたが自信がないので先生に見せる勇気がない、と躊躇していたのも、うなずける。先生は、今学期読んでいるテキストを、なんと3ヶ月で書き上げたという。1ヶ月の前半は資料を読み、後半の半月で4万字を書く、これを3ヶ月続ける。ただただ尊敬するのみ。
by pangxie | 2006-10-19 22:51
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