天天好時光

<   2005年 10月 ( 19 )   > この月の画像一覧

授業と標語

指導教官の授業。
最近見直しが進んでいる張恨水と彼の代表作『啼笑因縁』について。
『啼笑因縁』は最近テレビドラマ化された。
来週は金庸を取り上げる。
近代の通俗作家の代表は張恨水で、現代の代表は金庸というわけである。

張恨水の活躍した雑誌は『礼拝六』という。
日本語に訳せば『土曜日』。
なぜこのような名前がつけられたのか。
先生によると、これこそ工業化社会(現代性)の象徴であるという。
人々は平日は働きづめで、休日の土曜日の娯楽としてこの雑誌が編まれたのだ。
編集方針がこの題名に明確に表れている。
逆に工業化社会のシステムがなければ、このような雑誌を編む必然性がなかったということだ。

講義の途中、先生が「聞き取れますか?」と確認をしに来てくれた。
録音しているので、戻ってから復習しますと言ったら、「私は早口だからねえ」。

早口の問題ではなくて、なまりの問題である。
「なまっているから聞き取れません」なんて失礼なことを言うわけにもいかないから、
愛想笑いでごまかした。
気遣ってくれるだけでも感謝しなくてはならない。


この授業を行う教室に面白い標語が貼ってあった。

力学系青学隊(どういった集団なのだろうか)によるもの。
「人走关灯,照亮一生-请节约用电」
dengとshengで韻も踏んでいる。

街でふと出くわす掛け言葉も面白い。

眼科の名称。「新视界眼科医院」。
「新世界」と掛けたもの。
それにしても、このようなふざけた名称で果たして信用を得られるのだろうか。

食堂の名称。「食尚」。
おしゃれという意味の「时尚」と掛けている。
店がたしかにおしゃれではあったが、食事そのものは何てことはなかった。

こういうのを見つけては沈思黙考する。
[PR]
by pangxie | 2005-10-31 20:09

バスの各路線

辅导のHさんとバスのことを話していた。
復旦大学からあちこちに行くときに便利な路線を載せておく。

(1)537路
乗り場:復旦大学北区に近い武川路というバス停。
同済大学校舎の東を通る道が武川路である。

虹口足球場(あるいは同心路、魯迅公園や四川北路)人民広場(南京路の中心)、淮海東路、老西門(豫園)と中心街に出るのにもっとも重宝する路線。
どの時間帯も満員で、武川路から乗って座れることはほとんどないと思う。

辅导によると、この路線はスリが多いので有名だから、気をつけるようにとのこと。

(2)55路
乗り場:国際文化交流学院のある政通路を抜け出たところの交差点を
右に曲がってすぐにある松沪路というバス停

宿舎からはバス停まで20分以上歩かなくてはならないが、便利である。
これは外灘に通じる路線で、外灘を通過し、終点の十六舗で降りれば、
すぐ前に渡し舟があって、浦東に行くことができる。
また、西に向かえば豫園にも行くことができる。
537路で降りて外灘に行くのには、南京東路をひたすら歩かなくてはならない。
人がかなり多いので相当疲れる。
人ごみを歩かないで外灘に出たい向きにはお奨めの路線である。
また、四平路にある同済大学の前でも降りることができる。

(3)960路
乗り場:北区そばにある武東路というバス停

Emartやカルフールに行くときに乗る。
あるいは復旦大学正門に行くときにも便利。

北区から正門までは歩いて20分くらいかかる。
雨のときに重宝する。
Emartとカルフールに行くには、巴林路で降りる。
Emartは前に向かって歩けばすぐにあるが、カルフールに行く場合は10分ほど歩かなくてはならないのが難点。
また、Emartの前からは、旅游10路も出ている。

(4)旅游10路
乗り場:Emart前にある曲阳商务中心というバス停

これもかなり便利である。
魯迅公園、四川北路を通って上海体育館までを運ぶ路線。
武进路で降りれば服を安く買うことのできる七浦路に行くことができる。
山西北路で降りると上海書城や外文書店のある福州路がある。
それから淮海東路上にある思南路、偽ブランドを売っている襄阳广场のある陝西南路というバス停もある。
これらを通過すれば、交通大学のある徐家汇だ。
上海体育館が終点であるが、この付近には宜家家居(IKEA)がある。
しかし、体育館に行くには、軽軌に乗って漕溪北路で降りたほうが楽だし早い。
徐家汇も漕溪北路からすぐ近くを通る1号線の上海体育館駅から行ったほうが、
金は余分にかかるが早い。

(5)713路
これはスーパーの大润发に行くときしか乗らない。
[PR]
by pangxie | 2005-10-28 23:40

伊加伊とIKEA

今日は授業は1限だけ。
昼は伊加伊。
今日は萝卜丝饼、小龙包、鲁肉饭を食べた。
a0033977_2056438.jpg

a0033977_2057250.jpg

合計12元。
ひとりでこのくらい食べれると思って頼んだのだが、
やはり食べきれなくなり、三分の一は残してしまった。

それから、上海体育館近くにある宜家家居(IKEA)という店に行く。
ホームセンターみたいな感じで生活用品がたくさん並んでいる。
シンプルなデザインで日本の無印良品やロフトみたいだった。

お目当ては折り畳むことができる机。
食事をするなど、机だけではちょっと手狭なときに使いたい。
a0033977_20595413.jpg

シンプルというよりは、ただ木を加工しただけのもの。
表面に何も塗っていない。
正直言って、これで149元は高いと思う。

夜は自炊した。
豚肉の肉じゃがも美味しかった。
上手な人が作ればもっと美味しいのだろう。
a0033977_1225468.jpg


ひとりで食べているとたまに虚しくなる。
寂しいとは違う感情のような気がする。
[PR]
by pangxie | 2005-10-27 21:21

不便と便利

朝は辅导。
歌手の名前について確認して、読み間違いが判明した。
潘玮柏の「柏」の字をbai3と読んでいたのである。
正しくはbo2。
大学の近くに「大柏树」という地名があり、これはda4bai3shu4と読むので
ちゃんと調べないでbai3と読んでいた。
しかもそれをOさんに言ってしまったものだから、なんとも汗顔の至りである。


辅导が終わり、夜の授業までだいぶ時間があるので、再びカルフールに行く。
特価品の炊飯器62元を買う。
50元の商品券を使ったので、12元支払うだけで済んだ。
a0033977_21364162.jpg


一時間ほどで宿舎に戻り、しばらく本を読む。

それから6時半の授業に行くが、研究室の前に修士一年のWさんが立っているだけ。
今日も先生が研究会に行っているので休講。
彼女は前に電話をしてくれたが、留守で繋がらなかったとのこと。
だからここでぼくが来るのを待っていてくれたのだ。

このご時勢、やはり携帯を買わないと、こうして人に迷惑をかけることになってしまう。
今日はそれをつくづく感じた。
自分はなくてもよいと思っていても、人は不便を被ってしまうのである。

そのまま戻るのもつまらないので、本屋を何軒か冷やかしに巡っていたら、
『漢語大詞典(縮印本)』が二割引で売っていた。
600元の定価が480元。
そろそろ手元に欲しいと思っていたので、すぐに購入。

店員さんが紐で結んでくれたので、持ちやすかった。
とはいえ、およそ1キロの道のりを運ぶのにはしんどかったが。
a0033977_2136673.jpg


本棚をちょっとだけ整理して、どうにか『漢語大詞典』を並べた。
a0033977_21381182.jpg


自分の部屋にあるのは大変便利である。

写真をもっと載せろというご意見をいただいたので、久々に載せてみた。

あと少し、ついでに載せておく。
陳思和先生の「文学原典導読」のテキストはこれである。
a0033977_21421091.jpg

陳思和『中国現当代文学名篇十五講』(北京大学出版社、2003年)

気分転換に読む雑誌。『万象』と『読者』。
『万象』は学術書でお堅い文章が多いが、『読者』は多くの大学生が読んでいる。
a0033977_21475347.jpg


これはどうでもよいが、先日買ったトイレットペーパー。
日本ではおなじみのクリネックス。
a0033977_21542710.jpg

別に日本ブランドにこだわったわけではなくて、パッケージの犬に惹かれて買ったのであった。
a0033977_21543839.jpg

[PR]
by pangxie | 2005-10-26 21:54

カルフールと歌と

カルフール(家楽福、リンクは台湾のもの)に炊飯器(悔しいけど)、折りたたみテーブルを買いに行く。
行ったことがないので急遽Oさんにお願いをして、一緒についてきていただく。
960路に乗って「巴林路」で下車。
するとすぐ前に「Emart」(易买得)があった。
公安か門番らしい人にカルフールの場所を聞いて、10分ほど歩く。

店に着いていざ買い物をしようとすると、気に入った炊飯器(68元)も、
気に入った机(99元)も売り切れ。
どちらも特価品だったらしい。
特価品だったら少し多めに在庫をとっておくものではなかろうか。
店員に聞いたら「过两天来」(2,3日したら来て)だって。
帰りにくじ引きで50元の商品券が当たったので、近いうちに行くことになるだろう。

宿舎に荷物を置いてからOさんと夕食に行き、それからOさんの家へ。
中国の歌を色々と聴いていた。

思い出すと、ぼくが中国語を学び始めたとき、中国で流行っている歌など聴くことができなかった。
インターネットももちろん普及していなかったし、店に中国もののCDが売っているということもなかった。
革命歌とか民謡などは大学に置いてあったから、これらを適当に借りてダビングして聞いていた。
南泥湾」「熊猫眯眯」「在那遥远的地方」などである。
これらは嫌いではないが(むしろ好き)、同時代の人がどんな音楽を聴いているのかも気になるものだ。
だがどうしようもなかった。

それが99年頃からインターネットが急速に普及(とはいってもダイヤルアップでテレホーダイ程度のものだった)して、中国のサイトを見ることができたり(かなり重たかったのを覚えている)、
CS放送で中国のテレビや映画が家にいながらにして見られるようになったりして、
一気に中国に近づくことができるようになったのだ。

ネットで新聞が読めたり、歌が聴けたりする。

中国語学習者にとっては、パソコンを開けてネットを繋げば、
日本にいながらにしてリアルタイムで中国語学習の材料を入手することができる。
大学の教科書からでは学ぶことのできないものである。

素材はあふれてはいるけれども、逆に素材に溺れてしまうということもある。
ありすぎて選ぶのに困ってしまうのだ。

漫然と聴いているのももちろんいいのだが、
ちょっと意識して聴いたり、読んだりすると、これらの娯楽が中国語学習に結びつく。

韻を踏んでいるところを確認をする、補語の使い方に意識をするなどである。
とくに歌では破格の用法もあるので注意しなくてはならないのだが。

「好きこそものの上手なれ」
手持ちの『国語大辞典』によれば、「何事にもよらず好きだからこそ、あきずに熱心にやるようになり、自然に上達もするのだ。」
陳腐な言葉ではあるけれども、言いえて妙である。
[PR]
by pangxie | 2005-10-25 16:50

寻找启事

とりあえず張り紙をして、炊飯器を取り戻そうと思う。
はじめは自分で文章を考えて書いてみた。

「不要把别人的电饭锅拿走。马上就放回原处。」
(人の炊飯器を持って行くな。すぐに元に戻しなさい)

辅导に電話をして確認してみたら、
こんな文章だと戻ってくるものも戻ってこなくなるからやめなさい、とのこと。

もっと「委婉」(wei3wan3;婉曲)にして、下手に出た文章を書けということで
代わりに文章を全部考えてくれた。

「哪位同学在这个地方拿错了电饭锅。请放回原处。
我相信这位同学是无意的。这个电饭锅我很喜欢。
希望我还能见到它。谢谢。」
(どなたかが炊飯器を間違えて持って行きましたね。どうか元の場所にお戻しください。
私はわざとではないと信じております。あの炊飯器、私はとっても好きなのです。
またそれに会えるように願っております。よろしくお願いします。)

正直な話、この文を書いているときは、とても気分が悪かった。
(1)絶対に「拿错」(間違えて持って行った)はずはない。←ボロい炊飯器は残っている。
(2)したがって「无意」(わざとじゃない)はずははい。
綺麗で新品なものを選んで盗んだのである。

なんでこちらが下手に出て「委婉」にしなくてはならないのか。
なんでこちらがお願いしなくてはならないのか。

盗んだ奴などにお願いなんかしたくない。
見つけたら即刻とっちめてやりたいのだから。

だが、今回は「公共の場所」に「私物」を置いておいた自分にも完全に落ち度がないわけではないと、かなりの時間をかけて自分に言い聞かせ、この文章を張ることにした。

それにしてもフロントの対応にも腹が立った。
盗まれたお前が馬鹿だ、みたいなことばかり言ってきて。
嘘でもいいから「全力をあげて調査します」みたいなことを言ってくれればよかったのに。

思い出せば思い出すほどむしゃくしゃするので、これで終わり。
[PR]
by pangxie | 2005-10-25 16:13

泥棒に要注意

20階の厨房に置いてあった炊飯器が盗まれた。
信じられない。
今日の朝おにぎりを作ろうと思って行ったら、ないのに気がついた。
急いで1階のフロントにこのことを伝えたけども、明らかに探す気等なさそうだ。

留学生の中に泥棒がいるとは。
腹が立ったり、あきれたり。

おなじ宿舎に住む高級進修生に電話をしてこのことを伝えると、
「内部犯行」はかなり前から横行しているとのこと。

大学内では留学生が一番危険である。

授業が始まってから、留学生と中国人学生の質の差については感じていた。
日常生活でもどうしようもない奴らが多いのだ。

10日から二週間くらい待っても見つからなかったら、
買いなおすつもり。

一部屋一部屋、家宅捜索してでも犯人を見つけ出して、
追い出してやりたい。
[PR]
by pangxie | 2005-10-22 22:25

講演会

夜は陳思和先生の講演会。

博士研究生のSさんに連れられて3号館に行ったのが、始まる直前の6時29分。
200人ほど収容できる教室だったが、それでも満席。
前の方で立ち見をするしかなかった。

内容は、五四時期を頂点とみなす文学史を見直すというものである。
中国文学は通俗文学に寛容であった。
近代文学も通俗文学の系譜を確実に受け継いでいる。
そして近代文学における純文学は、周氏兄弟による探索文学であるという。
大衆文学で成功した作家は老舎・茅盾・張恨水の三人である。
 
[PR]
by pangxie | 2005-10-18 22:23

HSK

HSK。
初めての受験。
対策は過去問のみ。

全体的にイマイチの出来具合。
問題をくれないので、確かめようがない。

高級は問題数がかなり多いから、時間との戦いでもある。
だが、復旦大学の場合(というか今回受けた教室の試験監督の場合)、
「あと5分です」と余計なことを言ってくるものだから気が散ってしようがなかった。
こっちは自分の時計を見て時間配分しているのに。

一番できなかったのが、最後のスピーキング。
「最近読んだ本について」「流行歌手について」。
しどろもどろ。
相手がいないものだから、何を言ってよいのやら、さっぱりだ。

それにしても全員が一斉にマイクに向かって一人でしゃべり続けるのは異様な光景である。

12時過ぎに終わってから、
気晴らしに本屋に行く。
[PR]
by pangxie | 2005-10-16 21:46

公安局に行く

朝授業に出た後、Oさんの家で昼を食べてから居留証の申請に行く。
8日から公安局が浦東に移ってしまったので、55路に乗ってから
南京路外灘で降り、河南中路駅から上海科技館駅まで地下鉄に乗る。

駅からは思ったよりも近かったし、建物が豪華で中も広々として、
受付も前よりも沢山あったので、あまり待つことなく手続きを済ますことができた。

帰りは陸家嘴で降りて金茂ビルから景色を見ようと思ったのだが、
会議があるらしくて上に行くことができないらしい。

カフェで休んでから、渡し舟に乗って対岸に降り、豫園まで行く。

豫園で南翔小籠包(16個入り8元)を食べるが、夕方にカフェでパンを食べているので、
半分くらい残してしまった。
そしたら乞食みたいな人が食べ残しを持って行った。

豫園で前に見つけた映画VCD『三日月』を探したのだが、ない。
売れてしまったのだろうか、それとも他の場所で見たのだろうか。

帰りも55路のバス。
[PR]
by pangxie | 2005-10-13 23:33