天天好時光

<   2006年 12月 ( 10 )   > この月の画像一覧

円苑・チョコレートフォンデュ・夜中の五角場

花金の夜、園苑に行ってきた。名物の紅焼肉と煮卵を堪能。

a0033977_2244263.jpg

a0033977_2244328.jpg


紅焼肉は、ここが一番。大学付近の店のとは、全然違う。さすが看板料理を謳うだけのことはある。値段も38元と、めちゃくちゃ高い、というわけでもない。一緒に行った方々も、みな満足して、日本から友人が来たときには、園苑に連れて行こう、とおっしゃっていた。

食後のデザートは、ハーゲンダッツへ。冬限定のチョコレートフォンデュを注文。食べてしばらくしてから思ったのは、アイスクリームが少ない、ということ。みっつの皿には、それぞれアイス、果物、ビスケットが入っているが、果物はまだしも、ビスケットはいらない。こんなものチョコレートにつけても、べつにどうってことはないからである。ビスケットの皿をアイスクリームの皿にするべきである。

a0033977_2245235.jpg


それから、淮海路をずうっと歩いて、豫園近くを経過し、外灘へ。夜の街中は、しんと静まり返っており、昼間のそれとはまた別の趣があって、楽しかった。北京ダックの安い店があって、アヒルの皮をひんむいたものが、数十羽ぶらさがっていたのを見て、寒気をもよおした。

タクシーで帰ろうと思った矢先、バス停を見たら、深夜バスが出ているとのこと。せっかくなので、乗ってみた。値段は昼間と同じ、2元。日本の深夜バスのように、運賃を倍にしないのが、良心的である。終点の五角場まで乗って、新しくできるデパートや映画館の様子を眺めて、帰宅。

それにしても、政通路周辺は、大きく様変わりしたものである。夏に間借りしていたアパートの横にあった、民工の仮住まいやゴミ捨て場は、すべて撤去され、道が拡張されて、しかも、国賓路などという立派な名前がついているではないか。たった半年足らずでこうも変化するとは、さすが発展中の上海。 びっくり仰天ものである。
a0033977_22453169.jpg

[PR]
by pangxie | 2006-12-23 22:45

ウェード式

英語の文献や日本の学術雑誌などでは、未だにピンインを使わず、ウェード式で中国語を表記している。ピンインは読みなれているので、分かりやすいけれども、ウェード式はほとんど使うことがないので、難しい。

便利なことに、辞書の裏表紙には、ピンインとウェード式(さらに注音符号)の対照表が付せられていて、まことに重宝する。

たとえば、ピンイン「pang」と「xie」を、ウェード式で表記するならば、それぞれ「p‘ang」「hsieh」となる。

注音符号も、ややこしい。

もっとも、すでにピンインを習ったので、いまさら覚えようとする気などは、さらさらないけれど。音韻では、ピンインよりも、注音符号のほうが正確であるとか、聞いたことがある。ぼくは、この程度の知識で、十分事足りる。

台湾系の有名歌手ワンリーホンは、アメリカで中国語を学んでいたとき、注音符号が苦手で、ピンインを使って発音を身につけたという。2000年頃に、テレビでやっていた。
[PR]
by pangxie | 2006-12-21 21:59

難題がずらり

友人から、中外政治思想史の本を借りて、コピーした。コピーしたのは、下編の中国政治思想史に関する部分のみ。政治思想は、本科生の必修科目となっていて、誰もが通過しなくてはならない難関のひとつであるという。

借りた本は、4択問題が主で、ほかに重要な人物や概念を概説した論述部分がある。

例をひとつ。
 「魏武帝曹操重視法令和用人,試圖以強硬手段重建統治秩序,是( )的重要人物。」
  A.玄學 B.讖緯之學 C.神秘主義 D.名法思潮

論述も、唐代の政治思想の主たる特徴を述べよ、などの、難題がずらり。

ぼくが、この本をコピーさせてもらったのは、古典に対する知識があまりになさすぎるので、友人について教えてもらおうと思ったからである。しかし、このような難しい問題ばかりに出くわしていると、だんだんやる気も失せてしまう。それよりも、近代文学の素養をもっと身につけなくては。。。
[PR]
by pangxie | 2006-12-21 04:16

美味しゅうございました

昼すぎに静安寺で読経を聞いた。読経は、やはり、ナマで聞くのが一番である。

夕飯は、友人と揚州飯店に行ってきた。およそ半年ぶり。名物の揚州炒飯に揚州炒麺はもちろん、ほかに獅子頭や回鍋肉、青菜炒めなども注文した。炒麺は、ここが一番だと思う。それから、別の店で杏仁豆腐を食べて、お土産にケーキを買う。杏仁豆腐は、いくら上海といえども、なかなか食べられるところがないが、今日は十分に堪能することができた。

a0033977_23532365.jpg


久々に夜の南京路を歩いた。相変わらずの人だかり。ひどいのは、売春の斡旋である。マネージャーらしき男は露骨に「女、女」と言ってくるし、女二人組は、「何々はどこにありますか」などと言って、近寄ってくる。

ラディソンホテルで、毛沢東ライターを売っているのを発見。しかし、50元と聞いて、即購入を断念した。
a0033977_23534582.jpg

[PR]
by pangxie | 2006-12-15 23:54

承服しかねる

鼻水が出てきて、くしゃみも連続してたから、風邪かな、と思っていたら、案の定、風邪であった。

朝はどこへも行かず、部屋でインターネットしたり、論文や本を読んだりして、過ごした。昼になっても、めずらしいことに食欲がなく、部屋でオレンジジュースを飲んだだけ。それから、洗濯をしたり、部屋の掃除をして、まったりと過ごした。一日中部屋にいるなんて、何週間ぶりのことだろう。

読んだ本は、『国家の品格』。同学にお借りしたもの。奥付を見ると、初版が2005年11月20日。お借りしたのは12版で、日付が2006年2月5日となっている。どうりで今年のベストセラーなわけだ、とひとり納得。

本書の肝心の主張は、「論理だけでは世の中ダメだ、倫理や道徳も重視すべき」ともまとめられようか。だが、この本自体が論理的に書かれてしまっているので、著者の、論理はダメ、という主張にのっとれば、この本に書いてあることもダメだ、ということになる。要するに、論理ではダメだといいながらも、その主張を論理的に説いている、という自家撞着に陥ってしまっているわけである。

たしかに、納得できる主張もいくつかあったけれども、伝統云々のところは、どうにも承服しかねる。伝統が果たして、それが伝統として、不変のまま伝わってきたか、といえば、疑問なしとしないからである。伝統も、所詮は、時代の要請に応えて(悪く言えば、世相に媚びて)きたからこそ、今日の今日まで生きながらえてきたのではあるまいか。ぼくは、伝統に対して、どうしても、捏造されたものであるという印象を、拭い去ることができない。ぼくの、この伝統に対する「偏見」を打ち砕く、何らかの説得的な記述があれば、もっと肯定的な見方をすることができるかもしれない。

あと、夕飯を食べて歓談しているときに、下の階のインターネットはつながりにくい、という話があった。
[PR]
by pangxie | 2006-12-13 00:26

ボッタクリかも

ヒアリングが苦手なので、教材のカセットを買いまくっていた。あれよあれよと言う間に、数十本。いま、これらをどうしようか、迷っている。どうしようか、というのは、持ち帰るか、それとも人に差し上げるか。

CDやDVDは、外のパッケージを外してしまえば、かさばらなくて、持ち帰るのに楽である。一方、カセットは、かさばって持ち帰るのに難渋するし、じっさいに持ち帰っても、置き場所に困る。そのうえ、家にカセットデッキがないので、買わなくてはならない。

日本では、カセットなど、とっくに消えうせてしまっているが、中国では、こと語学教材に関しては、依然主流のままである。しかし、音楽の方面では、CDどころか、無料でダウンロードできるサイトすら、存在する。

このギャップに、ただただ驚かされるばかりである。

それにしても、語学教材は、どれもこれも高い。高すぎる。研究書よりも高いテキストなど、日本では考えられないと思う。カセットテープも、質は大したことないくせに、値段だけは一流である。
[PR]
by pangxie | 2006-12-11 18:33

fuck you!

タイトルは、今日、インターナショナルスクールに通っているとおぼしき子どもが、タクシーを拾い損ねたときに吐いたことば。

小学生に英語を教えたって、ロクなことにはならない。英語よりも、倫理や道徳を分からせることのほうが、先ではあるまいか。

右と左について。右側の人は、だいたいがお坊ちゃんお嬢ちゃんであるのではないか、ということで意見が一致した。今の右側の人々を並べてみると、これはあながちデタラメでもなさそうである。といっても、あくまで傾向に過ぎないが。こういうのを、「言いえて妙」と言うのかな。
[PR]
by pangxie | 2006-12-08 21:33

365

ゼミの発表に備えて、ここ数日、レジメ作りに追われていたが、夕方、臨時休講との連絡があった。嬉しいやら悲しいやら。

「国定路365餐庁」に行ってきた。なぜこのような名前なのか、以前から気になっていた。今日、同学に、その由来を教えてもらった。店の住所の国定路365号に因むという。

肝心の食事は、五角場にしては美味しかった。雰囲気もわりと落着いていて、よかった。入口にクリスマスツリーが飾ってあったが、なぜか七夕のように願い事の短冊がぶら下がっていた。なんだか妙な感じがしたが、ぼくも、同学も、みんなの真似をして、願掛けをした。
[PR]
by pangxie | 2006-12-08 01:44

「人を愛する」

先月亡くなった灰谷健次郎氏の詩。

 あなたの知らないところに
 いろいろな人生がある
 あなたの人生が
 かけがえのないように
 あなたの知らない人生も
 また かけがえがない
 人を愛するということは
 知らない人生を知るということだ

 (『わたしの出会った子どもたち』より)

この詩は、一見して他者への寛容と理解を詠んだものであるが、他者は、何も自分の外にいるとは限らない。自分の中の知らないところで、他者がうごめいていることがある。自分の中にいながらにして、それに気づかない他者/自分に出会うためには、外にいる他者を鏡にして、自らを照射しなければならない。そのためにこそ、「かけがえのない」「あなたの知らない人生」を知り、「人を愛する」のである。
[PR]
by pangxie | 2006-12-06 18:04

感じたこと

心の温かくなるできごとがあった。

人を思いやるということ。相手の立場になって、ものを考えること。これは、素朴なことだけど、とても貴重なこと。
[PR]
by pangxie | 2006-12-03 02:17