天天好時光

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新書二冊

湯浅誠『反貧困』(岩波新書、2008年4月)を読んだ。

湯浅さんはテレビで利権にしがみつく連中と果敢に対決、自己責任論を批判している。その誠実な議論をみていて、この本を読んでみようと思った。

去年年末に某大型書店に買いに行った時は、売り切れで買えなかった。ちょうど派遣切りの報道がピークに達していた時で、関心の高さがうかがわれた。

理論は現実生活の中から導き出されるものだ、と私の尊敬するある先生はどこかで書いておられたが、この本に書かれている理論(第三章の「五重の排除」)は、まさに現実生活に対する鋭い観察から導き出されたものだ。第三章の冒頭で、湯浅さんは次のように述べる。

「政治家でも官僚でも評論家でもなく、落下する人たちと日々接している私たちは、その人たちの視線で物事を捉える必要があるし、そこからしか見えてこないものがある。」(59頁)

いまひとつ。気になっていたが長らく放置していて最近やっと読んだもの。

森田浩之『スポーツニュースは恐い 刷り込まれる〈日本人〉』(NHK生活人新書、2007年)。

スポーツニュースって見ていて本当に腹の立つ思いがするものばかり。男女のジェンダー規範や狭隘なナショナリズムを押し付けるものが多いからだ。

最近では「侍ジャパン」。

なにが「侍」だ。「侍」だったら切腹でもするのか?こういうナンセンスなネーミングが、日本のスポーツ文化の程度の低さを如実に表していて、滑稽である。

そういえば、ジェンダーつながりで先日感じたこと。

ジェンダーの刷り込みには子供番組がかなり影響を及ぼしている。

とくに戦隊ヒーローものなんて、男女の役割を固定化していて、まっさきに批判されるべきものだ。

こういうものが依然人気を誇っているとは、日本はまだまだジェンダーの呪縛から解放されそうもない。
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by pangxie | 2009-02-28 00:00

ハーブスとドトール

「ハーブス」で限定販売されているキングチョコレートケーキを食べた。

「ハーブス」は名古屋発のケーキ屋で、ミルクレープが人気だという。
一度食べたことがあるが、フルーツが入りすぎでクレープとクレープの間隔が大きいので、あまり好きじゃない。ミルクレープはドトールの方が好きだ。

今日食べたキングチョコレートケーキ、まずくはなかったけれども、別に何の特徴もない、ただのチョコレートケーキだった。

雰囲気はドトールに比べてはるかによいので、人とまったりしてしゃべるにはちょうどよいと思う。

ドトールは、安さとミルクレープだけがとりえなので、歩き疲れてちょっと座りたいときに入るだけ。雰囲気さえよければもっと使ってもよいのだが。
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by pangxie | 2009-02-27 20:49

中華料理

久々に中国らしい中華料理を食べた。中国らしい中華っておかしな言い方だが、日本の中華は日本人向けに味付けがされていて、中国にいたときに食べた中華とは全く違うから、こういうおかしな言い方もできる。

栄の住吉にある中華料理屋。住吉には、餃子で有名な夜来香や京都発の格安チェーン店王将があったりして激戦区。今日行った「四川菜園」は、私たちが入った時は、1組しかお客がおらず、閑散としていた。

初めて入ったので、このお客の少なさにちょっと不安を感じたが、青菜炒めや鶏とカシューナッツ炒めや玉子スープなど、どれも上海で食べた中華の味がした。食べていて、懐かしい思いがした。

上海で食べたといっても、繁華街のおしゃれな店じゃなくて、復旦近くの小飯館の味。だから余計に懐かしくなる。

値段もホットペッパーの30%引きクーポンを使って、ふたりで3000円。枝豆・チャーシュー・青菜炒め・鶏とカシューナッツ炒め・帯魚の揚げ物(これはイマイチだった)・玉子スープ・ご飯(中)二人分・ビール大瓶一本で、この値段は安いと思った。大人数で来れば来るほどお値打ちのような気がした。

住吉のは本店だが、金山の支店のほうが、みんなと会って食べるには便利だと思う。

「四川菜園」は当たりだが、外れの中華もある。

大須にある「焼き包子」の店。屋台風の店。

焼き包子は上海の焼き小籠包(ショウロンポー)「生煎(ションジエン)」のようなもの。大きさはコンビニの肉まんをちょっと小さくしたくらいで、1個160円。ちょっと高いなと思いつつも、ためしに1個食べてみた。

まずかった。

餡の肉がまったく新鮮でなく、上海の小楊生煎のようにスープも入っていない。こんなラージーに160円も取るとは、ボッタクリとしか言いようがない。

あと、台湾人の元無名タレントのから揚げ屋。こちらも屋台風の店構え。

中くらいの大きさの紙コップに入っていて、ひとつ450円。高いなあと思いつつも、食べてみた。

まずかった。

衣が油まみれで、とてもじゃないけど全部食べられない。(もったいないから結局食べたけど)

ギトギトから揚げに450円も払うんなら、家の近くにある中華料理屋で650円のから揚げを食べた方が、よっぽどお値打ちである。
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by pangxie | 2009-02-25 23:58

不快なことふたつ

ドトールで中国人学生と中国語で話していたら、そばに座っていた就活中と思しき男とその彼女がジロジロ見てきて、いささか不愉快だった。外国語で話すことがそんなに珍しいのか?どうやらこの就活男にとっては珍しいようだ。それにしても人をジロジロ見るとは、無礼千万。こういう非常識な奴も「社会人」とやらを目指しているのか。こいつを合格させる企業なんて、人を見る目のない奴ばかりがそろっているトンデモ企業に違いない。

帰りの電車。そばに立っていた50代後半と思しきオヤジがクシャミを連発。クシャミするのは生理現象だから仕方がない。でも、するときは手とかハンカチで口を覆ってしろよ。まったく。行儀のなってない奴め。お里が知れるぞ。こんなアホオヤジの働いている会社なんて、きっとろくでもない会社に違いない。
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by pangxie | 2009-02-25 23:39

文型

日本語検定2級で学ぶ文型に次のようなものがある。

a.~てしかたがない/~てしょうがない
  (1)いよいよあした帰国かと思うとうれしくてしかたがありません。
  (2)体調が悪い時は、周りのうるさい人たちがじゃまに思えてしょうがない。

b.~てたまらない
  (3)風邪薬のせいか、眠くてたまりません。

c.~てならない
  (4)あの人はどうも悪いことを考えているのではないかという気がしてならない。

ポイントは、

①a「~てしかたがない/~てしょうがない」は自発を表す言葉(思える、泣ける、笑える、気になる…)との相性がよいが、b「~てたまらない」は悪い。

②自発を表す言葉は、a「~てしかたがない/~てしょうがない」とc「~てならない」と結びつくが、cの文型を使う場合、マイナスの気持ちを表すことが多い。

説明をするには、上のようなことを言えばよいが、「自発を表す」という概念を説明するのがやっかいだ。
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by pangxie | 2009-02-22 01:30

芸人はなぜ威張るのか

名古屋のローカルソングに「名古屋はええよやっとかめ」というのがある。つぼいノリオが歌ったものと、作詞作曲をした山本正之のものがある。

両者には少しだけ歌詞が異なっていて、山本バージョンの大阪批判のくだりが面白い。

「大阪も まあ たるい 終わっとる とろくさい 芸人がいばっとる」

テレビで大阪芸人を見るたびに、なんでこうも威張っているんだろうと思っていた。

某大物(周りから師匠と呼ばれるような)芸人が、視聴者がカメラの前で街頭インタビューに答えている時、芸能人の名前を呼び捨てにするのはよくない、などと注意していたが、大きなお世話である。こっちは「素人」なんだから、別に呼び捨てにしようがさん付けにしようが、勝手じゃないかよ。

あと、バカキャラで有名な「ヘキサゴン」を見ていたら、司会者(これまた大阪芸人)がクイズの合間にしゃしゃり出てきて、余計な講釈をたれたり、縄跳び指導したりして、うっとうしかった。これを面白いと言って見ている人がいるんだろうけど、私はただこの司会者の尊大な態度に腹が立つばかりで、全然面白くなかった。

もうひとり司会ばかりやっている芸人(秋の魚の名前がついている)がいるんだけど、こっちはどうやらすでにその尊大さが疎まれるようになってきており、今や落ち目の状況だとか。

最近のテレビは、どれもこれも変わり映えのないメンツと内容で、ちっとも楽しくない。つまらん芸人とか、容貌だけの大根役者とか。小学生レベルのクイズとか、マンガ原作の浅薄なドラマとか。
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by pangxie | 2009-02-08 21:53