天天好時光

<   2011年 02月 ( 4 )   > この月の画像一覧

ニーハオ北京

『ニーハオ北京』というDVD教材がある。

これは1991年度のNHK中国語会話で放送されたものだが、元々は北京放送局が作った中国語教材である。それを陳真先生がNHK講座の講師をしたときに、教材として採用したということだ。

これを見始めたのは92年度の再放送のときで、途中からだった。ピンインの読み方もよく知らなかったので、自分の耳を頼りにルビをふりながら勉強したものだ。

この教材のスキットは二つの部分に分けられる。ひとつはスタジオ撮影で、ゆっくり大げさに発音しているもの。いまひとつは北京の街角で撮ったもので、自然なスピードで話しているもの(ただし口パクで、おそらくアナウンサーによるものだろう)。

今となっては呼びかけに「同志」を使っていたり、映像が古かったりと時代遅れかもしれないが、スキットの内容がコメディ調で面白いので、休憩時間に見せたり、一部を教材として使用したりしている。

『東方』の目録を見たら、龍影から日本向けのものが発売されたということ。違いは日本語訳の有無だけだと思われる。個人で買うなら北京語言大学出版社のものを買ったほうが断然安く済む(上下巻あわせて165元)。90年代前半に北京に行った人にとっては、きっと懐かしい映像だろう。
[PR]
by pangxie | 2011-02-28 01:37

中国語の発音

中国語の発音を、わたしは(1)声調(2)単母音(3)無気音・有気音(4)そり舌音(5)複母音(6)鼻母音の順序で学んだ。

この順序は中国語発音教育の定番コースのようなものだったと思う。大学の授業はもとより、ラジオ講座でもテレビ講座もそうだったからだ。

最近は、(5)複母音を(2)単母音の後にもってくるというやり方が広まっているようだ。そうすれば、(3)(4)の子音を教えるときに、いろいろな組み合わせを練習させることができるし、単語も覚えさせることができるからだ。

ただ、発音に使える授業時間は、週一回の授業の場合、多くても5回が限度だと思う。この場合、多くの(子音+母音という)組み合わせを使って練習する時間はほとんどなく、個々の音の出し方を説明し、練習し、矯正するだけでタイムオーバーになってしまう。

また、発音練習と同時に単語も出していくとよい、という意見も主流になっている。もちろん、発音が速やかに正確にできる人であれば、同時に単語も覚えられるだろう。しかし、発音が苦手な人にとっては、練習するのが精一杯で、単語にまで手が回らない人もいるだろう。だから覚えることまでは要求せず、参考程度にとどめておくのがよいと思う。ミニ会話を取り入れるときもそうだ。

発音特訓期間中は、ほかのことは考えないで、一心不乱に発音練習に勤しむのが一番だ。会話や単語は、それからでも間に合うと思う。
[PR]
by pangxie | 2011-02-15 23:47

ドラマ

今年になって初めて見たドラマは『蝸居』。最初は「江洲市」(上海がモデル)における、庶民の家に対する並々ならぬ思いを描いていて、好感が持てるのだが、だんだんメロドラマ化していき、不倫がメインテーマになっていく。全話見る気が失せたので、飛ばし飛ばし見る。

次は『単身女王』。杭州が舞台になっているが、頻繁に上海の風景が出てくるので、まぎらわしい。出演者のセリフは「配音」だったのが残念。それにしても、これが中国の「白領」階級女性の生活であるはずがない。白領女性の生活を描写したというよりも、彼女らの欲望をドラマにしただけだと思う。

それから韓流に走り、しばらく『華麗なる遺産』。韓国ドラマは所々に格言みたいなのを挟んでくる。それが韓国人の処世訓なのかどうかは知らないが、面白いと思った。女主人公のウンスンとその相手のファンは25歳と27歳で、たったの2歳違いだけれども、二人の仲があまり親密じゃない頃、ウンスンが敬語を使わない場面がいくつかあって、そこでしきりにファンが敬語を使えと怒っていた。たったの2歳違いでも敬語を厳密に使うことを求めたり、自分のお婆さんに挨拶する時にちゃんとお辞儀をする場面などは、いかにも韓国らしいと思った。

今は『小姨多鶴』。厳歌苓原作で、中国残留孤児がテーマ。南方を舞台としたものばかり見ていて、今度は北が舞台のドラマ。北の言葉はやっぱりまだまだ聞きなれない。
[PR]
by pangxie | 2011-02-12 00:20

なまり・文体

山東省の人にはなまりがあるのに気がついた。

-ianを-inと言っているのである。

“再见”なら“再jin”、“箭头”なら“尽头”と言う。“钱”はどう言うか聞いたら、やっぱり“qin2”だった。


今年1月の芥川賞受賞作家の作品を読んだ。もったいぶった文体が嫌になって、途中で読むのをやめた。内容よりも文章の方が気になった。

張愛玲ももったいぶった文体だが(ある時期の作品は、かなり改められている)、内容がすぐれているので、文章に多少難ありでも我慢できる。
[PR]
by pangxie | 2011-02-09 22:51