天天好時光

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短文読解

  有个女人一直〔 ① 〕住在对面的女人,觉得她又笨又懒,“那个女人的衣服永远洗不干净,看,她挂在院子里的衣服,总是黑一块,白一块,我真的不知道,她怎么〔 ② 〕衣服都不会洗。男人娶了这样的老婆可真是〔 ③ 〕啊!”
  直到有一天,有个细心的朋友到她家,才发现不是对面的女人不会洗衣服。朋友拿了一块抹布,把窗户上的灰擦掉,说∶“看,这不就干净了吗?”原来,是自己家的窗户脏了。

① A 担心  B 恨 C 接触 D 看不起
② A 连 B 把 C 将 D 对于
③ A 倒霉 B 虚心 C 单纯 D 谦虚


解答:① D  ② A  ③ A

 有个女人~:直訳すれば「一人の女がいて~」となる。「有+目的語+目的語に対する説明」という構造。“村里有个姑娘叫小芳”(村に娘がいてシャオファンという→村にシャオファンという娘がいる)。①の選択肢は動詞である。“住在对面的女人”は「向かいに住んでいる女」となり、どうやら①の目的語であるらしいことがわかる。続きを見ると、「彼女が不器用でものぐさであると思った。」“又~又~”(~でもあるし~でもある)。“那家餐厅又便宜又好吃。”(あのレストランは安くておいしい)。“看”は相手に注意を促すときに使う表現で「ほら」といった意味。“你看”とも。“院子”は「中庭」。 “总是”は「いつも」。“黑一块,白一块”は「ある一か所に白い部分と黒い部分が存在する」。“不会”の“会”は「習得」の「できる」。ここでは洗濯の技術を身につけていないということ。「あの女の服はいつまでたっても洗ってきれいにすることができないわね。ほら、彼女が中庭に掛っている服は、いつも黒い所と白い所が混じっているのよ。私はほんとうにわからないわ。彼女はなんで服も洗うことができないの。」
 ここまで読むと、①に何が入るか見当がついてくる。Aは「心配する」、Bは「恨む」、Cは「接触する」だが通常“跟~接触”の形で使う。Dは「見下す、ばかにする」。よってDが正解となる。だから最初の文は「ある女は、ずっと向かいに住んでいる女のことをバカにして、彼女が不器用でものぐさであると思っていた」。また②は後ろの“都”の存在に気づけば、“连~都~”(~さえ~だ)の構文を思い出せるようにしたい。“都”のほか“也”もよく使われる。“他连这么简单的问题也回答不出来”(彼はこんな簡単な問題すら答えられない)。
 男人娶了~:「男がこんな妻を娶ったら、ほんとうに~だわね。」③の選択肢を確認すると、Aは「運が悪い、ついていない」、Bは「虚心である、素直である」、Cは「単純である」、Dは「謙虚である」。ここではAが適当。Bの“虚心”には“虚心使人进步,骄傲使人落后”(虚心は人を進歩させ、驕りは人を落伍させる)ということわざがある。
 直到有一天~:“直到”は後ろの“才”と呼応していて“直到~才~”(~になってやっと~)という構文。“发现”は動詞で「気づく」。ここでは文(不是~洗衣服)を目的語にとっている。「ある日、注意深い友達が家に遊びに来て、やっと向かいの女が洗濯ができないのではないことに気がついた。」
朋友拿了~:“一块抹布”は「雑巾一枚」。“块”は「ひとかたまりのもの」を数える量詞だが、雑巾や“手帕”(ハンカチ)にも使う。“抹布”(雑巾)は発音に注意。mābù。“抹”は多音字で、“mǒ”(ぬぐう、ぬる。動詞)の方がよく使う。“用手帕抹嘴”(ハンカチで口をぬぐう)、“抹口红”(口紅をぬる)。“灰”は「灰」ではなく“灰尘”のことで「ほこり」。“擦”は「拭く、こすってきれいにする」。“擦黑板”(黒板を消す)。“掉”は「排除」を表す結果補語。ここでは“灰”を“擦”して“掉”する。「友達は雑巾を手にとって、窓のほこりを拭きとって、言った。」“不~吗?”は反語表現で「~ではありませんか」。“就”は「ほかでもなく」という一種の強調を表す。「ほら、これできれいになったでしょう」。“原来”は「なんと~だった」で、後に新しく分かった事実がくる。“我以为是谁呢,原来是你啊!”(誰かと思ったら、なんだ君だったのか)。「なんと自分の家の窓が汚かったのだ」。
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by pangxie | 2011-03-20 12:07

(翻訳)被災地取材日記

(翻訳)被災地取材日記
2011年3月15日 火曜日 小雨のち曇り

 各メディアが本部から出された至急撤退し、帰国せよとの命令を受けてから、我々の取材チームは簡単な会議で、長野まで車、それから電車で名古屋へ行き、飛行機で帰国することを決定した。しかし、ガソリンの深刻な不足が、我々のもっとも緊急な問題となった。
 聞くところによれば被害が甚大な被災地から遠ければ遠いほど、営業しているガソリンスタンドも多くなり、列をなす車も千台以上から数百台へ減るというが、最低二、三時間の待ち時間はやはり我々の道のりに大きく影響した。運転手の志村さんは緊急支援用の車にしか開放していないガソリンスタンドへ助けを求めることにした。そこの従業員は我々が中国から地震の被災状況を報道するために来たメディアであることを知ると、すぐに例外的に許可し、ガソリンを満タンにしてくれた。志村さんは車に乗り込むと翻訳の沈さんを介してあの従業員は中国人民が日本の被災状況に関心を持ってくれたことに感謝していたと我々に伝えた。
 車のガソリンが解決すると、今度は航空券が我々を困らせた。国内の航空券予約部門に電話をしたら、そこの社員から航空券は余裕のない状況で、調べてみると16日の上海行きは大阪のフライトに4枚あるだけだと言われた。しかし、まさにその社員がフライト料金を尋ねているときに、この4枚はすでに売れてしまい、17日の航空券も売り切れてしまった。
 同行した香港の同業者は次のように言っていた。同僚のショートメールによると、いま各国の人々は次から次へと日本から撤退しているが、香港の数社の航空会社は臨時的に日本に開放しており、乗客が香港のビザを持っているかどうかにかかわらず、みな飛行機に乗って日本から香港に行けると。
 幸運だったことに、我々は16日のマカオ行きの航空券を2枚予約し、マカオで乗り換えて上海に戻ることができた。
 道中、休憩所で少し止まっていたとき、私は何件もの商店が地震のための募金箱を設置しているのを発見した。私の同僚でカメラマンの孫中欽は募金箱の前で十分ほど待って、人々が募金する場面を撮影しようとしたが、その時店の中には客がほとんどおらず、最後は残念に思いつつもその場を離れるしかなかった。
 この日記を書き終えると、すぐに大阪へ向かい飛行機に乗って帰国した。私が最も印象深かったのはあの長い列を作っていた人々である。食物の受け取りであろうと、ガソリン待ち、そして被災地からの撤退であろうと、日本国民の災難に直面したときの自己の抑制とすばらしい規律は、我々が崇高な敬意を表しそして反省をするに値するものである。
 大災害の前において、すべての心がやさしく、すべての手が暖かいことを信じている。まさに仙台市長の奥山恵美子さんが私に語った次のことばように。「今日中国の人が我々を助けてくれているのは、汶川地震のとき、日本人が中国を助けたのを思い出させる。これが一衣帯水の隣国の友情なのです。」我々は災難に遭った日本人のために祈りをささげたい。お亡くなりになった方々は安らかにお眠りください、生きている方々は強い心を持って頑張ってください。

『新民晩報』2011年3月16日(ネット版)より
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by pangxie | 2011-03-18 22:00

発音練習2 歌と唐詩

 テキストの本文を暗記することは語学学習の基本です。語学学習に不可欠な3つの「き」、それは「暗記・やる気・根気」です。中国語ももちろんそうです。

 でも、たまにはテキストから離れて勉強するのも気分転換になってよいと思います。

 発音練習では、歌を聴くこと、唐詩を読むこと、この2つがよい勉強になります。

 歌を聴くとき、歌詞の意味はとりあえず無視してください。歌詞はピンインのふってあるものを用意してください。「中国語で歌を歌おう」といった類の本がいくつか出ていますから、そういうのを購入するのが手っ取り早いです。あるいは中国語の先生に自分のお気に入りの歌を持っていって、ピンインを付けてもらうのもいいですね。

 そして歌を聴き、ピンインを目で追っていきながらどう読むか確認しましょう。確認したら自分で歌いましょう。そうすれば、歌を楽しみながらピンインの勉強ができ、退屈しません。

 ここで注意ですが、歌には声調が反映されていません。メロディによって消されてしまっているからです。歌を聴くときは声調練習ができないのです。

 声調も一緒に練習しようというときは、唐詩を朗読するのがよいでしょう。五言、七言などリズムもいいので、練習していて気持ちがよくなります。これも「唐詩を読む」とか「李白を読む」といった類の本が出ていて、ピンインつきのものが簡単に手に入るようになりました。

 また古い本ですが、倉石武四郎『中国古典講話』(大修館書店)は漢文にピンインがついており、説明も面白いのでおすすめです。
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by pangxie | 2011-03-09 22:53

発音練習1 声調

 中国語の発音は日本語にない音の出し方をするものがたくさんあって難しいです。また、ピンインのルールも日本語のローマ字とはかなり違っていてややこしいです。

 「e」「ü」「無気音・有気音」「そり舌音」「3つのi(ji・zhi・zi)」「ianとiang」「enとeng」などなど。

 これらはもちろん重要ですが、なかでもわたしは「声調」がなによりも大切であることを強調したいと思います。

 声調が正しければ、個々の音を多少間違って言ったとしても充分通じるからです。

 声調を練習するとき、榎本英雄先生の教え方がたいへんすばらしいと思います。それは、<すべての音を「ma」に置き換えて練習する>という方法です。

 たとえば、“我姓铃木。初次见面,请多关照。”ですが、これはピンインで書くと、“Wǒ xìng Língmù。Chūcì jiànmiàn, qǐng duō guānzhào。”になります。

 これをすべて“mǎ mà má mà。mā mà mà mà,mǎ mā mā mà。”とすべて“ma”に置き換えます。

 そうすれば、個々の音に気をつかうことなく、声調に集中して練習することができます。

 発音が苦手だという方は、まずこの練習方法で声調を正確に言うことから始めてみませんか。
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by pangxie | 2011-03-09 22:21