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天天好時光

中中辞典

授業に中中辞典を持参している。

中日辞典を使うよりも、中中辞典を引くほうが、勉強になると思って、使い始めた(もちろん、カバンには、電子辞書も入れてあるのだが)。これは、電子辞書を使っていて、単語を覚えなくなったことに対する、危機感からによる。というのは、引いて、訳語を確認するだけで終わってしまう場合が、多いからである。用例まで見ないまま、なんだこういう意味か、で終わってしまう。

だが、ヒアリングの授業のときは、電子辞書が便利である。紙辞書(倉石武四郎『岩波中国語辞典』など、一部のものを除く)だと、親字、つまり頭の漢字が分からないと、確かめようがない。電子辞書だと、漢字が分からなくても、音さえ分かっていれば、ピンイン入力で、検索が可能である。聞けば、どのメーカーの電子辞書も、搭載されているのは、小学館の中日辞典の初版である。小学館のは、確かに定評があってよいのだが、すでに第二版が出てだいぶ経つのだから、第二版を搭載すべきである。最新の機種などといっても、中身が古かったら、役に立たない。

中国で売られている、『現代漢語大詞典』の入った電子辞書も欲しいのだが、3000元もするので、買うのをためらっている。もうちょっと安くならないものか。

いま、愛用している紙辞書は、『現代漢語規範詞典』。先日、授業で習った新語「牛市」「熊市」も、ちゃんと載っている。コンパクト版なので、持ち運びにも便利である。

語学力は、辞書を引くに正比例して、確実に向上する、と言われる。時間を惜しまずに、労力を惜しまずに、辞書を活用しようと思う。
by pangxie | 2006-03-16 21:07
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