人気ブログランキング | 話題のタグを見る

天天好時光

苟さん

「苟」という姓がある。

この姓の人を、どのように呼べばよいのだろう。苟は、「狗」(イヌ)と同じ発音gou3である。「狗」は、ペットのイヌのほか、人をののしるときに使う言葉でもある。日本にも、「アメリカのポチ」なんていって、日本の政治のあり方を批判する人がいた。中国のは、それよりももっと辛辣なニュアンスを持っていると思う。

老~、小~、というように、~の部分に姓をつけて、相手に親しみをこめて呼ぶ言い方がある。親しい目上には老張、同輩後輩には小張などと呼ぶ。しかし、苟さんの場合、決して、老苟などと呼んではいけない。同じ発音の老狗は、クソ野郎ほどの意味があって、人をののしる言葉である。小狗は、子犬ちゃんといった感じで、ちょっと小ばかにしている感じ。狗先生も、なんだかしっくりこない、笑いを誘うような言い方であるという。かといって、フルネームで呼ぶのは、あまりにもなれなれしい。

リンク:氏名変更が認められるには
by pangxie | 2006-08-23 10:01
<< テーマにウンザリ 星型月餅 >>