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天天好時光

声調

関西出身の人は、中国語の声調を次のようにして覚えると出しやすいという。

第一声:まーぬけたことして。(間の抜けたことして)
     (勢いよく)
第二声:もーええわ。
     (怒った感じで)
第三声:もーせえへんから。許してーな。
     (低姿勢で)
第四声:まーええか。許したる。
     (さっぱりと)

全国区の覚え方だと、

第一声:発声練習をするときの「アー」

第二声:「エエッ」と聞き返すように

第三声:ため息の「アーア」

第四声:カラスが「カア」

こうしてひとつひとつ覚えても、テキストなど実際の文を読むときにはなかなかうまく言えなくてよく困る。そういうときはすべて「ma」に置き換えて声調のみを練習し、それから文章を読むといい。これはNHKテレビ中国語講座でおなじみのE本先生の方法だ。たとえば、

實現中國的獨立自由是一個偉大的任務。(毛澤東)

ピンインで書くと、
 
Shi2xian4 zhong1guo2 de du2li4 zi4you2 shi4 yi2ge wei3da4 de ren4wu.

これをすべてmaに置き換えると、

ma2ma4 ma1ma2 ma ma2ma4 ma4ma2 ma4 ma2ma ma3ma4 ma ma4ma.となって、正しい声調が出やすいという。

中国語の発音で一番重要なのは声調だ。他国の留学生の話が聞き取れないときは、ほとんどの場合、声調が滅茶苦茶なことによる。 声調は油断すると全然うまくいかないから注意しないと。

今日は七七事変、すなわち盧溝橋事件のあった日。今年で70年が経った。
by pangxie | 2007-07-07 22:34
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